こんにちは!心の音楽教室あーのんです!
春が訪れて毎日嬉しいですね
ぼくの名前はりーだよ。
心の音楽教室って何??って思った方は、こちらの記事も読んでね!
「聴く力」を育てることは、子どもの将来の可能性を広げることにつながります。
それほど「聴く」は豊かに生きることに直結しているのです。
詳しくはこちらの記事もご覧ください。
この記事は、書籍「賢い子が育つ耳の体操」をもとに、子どもの「聴く力」を育てるための方法について書いています。
- 就学前、小学生のお子さんのパパママ
- 支援学級や支援学校に通うお子さんのパパママ
- 保育園、幼稚園、学校の先生
にとって、お役に立てたら幸いです。
聴く力
普段の私たち
普段私たちは、周囲の音を何気なく聞いて生活しています。
たくさんある音の中から自分に必要な情報を選んでいるのです。
今少し周囲の音に耳を傾けてみてください。
私は
自分のキーボードを打つ音
時計の秒針
愛犬の動く音
空気清浄機が稼働している音
が聞こえました。
静かだと思っている空間には、こんなにも音が溢れています。
聴く力の効果
生活の中で意識されない音に耳を傾ける。
鋭く音を聞く力をつける。
こうすることで、意思伝達能力が磨かれ、他者とのコミュニケーションがとりやすくなると言われています。
また、感性や表現力を豊かにすることが期待されます。
聴く力の育て方
聴く力を育てるためには、専門のレッスンを受けた方がよいのか。
そうではありません。
パパママと一緒に楽しみながら、育てることができるのです。
パパママと一緒に音に耳を傾けたり、音を探したりすることは、レッスンに行って先生から習うことでは得られない、楽しくてかけがえのない時間となるでしょう。
パパママと一緒にやってみよう
パパママと一緒にいろんな音を鳴らして楽しんでね。
「紙をやぶる音を聴いてみよう」
紙をやぶる音に耳を傾けたことがありますか?
普段、お絵描きや勉強に使っている身近な紙を使って耳のトレーニングをしてみましょう。
★準備物
- チラシ、コピー用紙、新聞紙などの紙
(大きすぎるとやぶりにくいのでA4程度がおすすめ)
★やり方
- 課題①大きい音が出るように紙をやぶる。
- 考えタイム①「1番大きい音が出せたのは誰かな?」
- まとめ①「どうやったら大きい音が出たのかな?」
- 大きい音の出し方を考えながらやぶる。
- 課題②長い時間をかけて紙をやぶる。(両手を使ってね)
- 考えタイム②「1番長い時間紙をやぶれたのは誰かな?」
- まとめ②「ゆっくりやぶるとどんな音になるかな?」
- ゆっくりやぶってどんな音になったか試してみる。
このトレーニングをするときのポイントは5つ
★ポイント
- 最初は楽しくやぶる。
- 質問を投げかけて考えタイムを入れる。
- 考えたことを自分の言葉で話す時間をとる。
- 考えて話したことを認めて褒める。
- 考えたことを、再度試してみて答え合わせをする。
具体的なやり方
大きい音が出るように紙をやぶってみよう!私がやってみるね!ビリビリ!(見本)
よーし!やぶるぞー!ビリビリ!!大きい音が出たー!
私とたろうくん、大きい音が出たのはどっちかな?(課題)
ぼくだよ!やってみるね!ビリビリ!!ほら!!大きいでしょ!?
ほんとだー!すごーい!どうやって大きい音が出たの?(課題)
うーんとねー!思いっきり力でビリってやるんだよ!
そうなんだね!一緒にやってみよう!!(認める)
まとめ
このトレーニングで身につく力
このようなやり取りをしながら、自分で考えて試して答えを見つけていくと、聴く力のほか
- 考えたことを自分の言葉で伝える力
- 課題を自分で解決する力
- 課題を自分で解決できたことによる自己肯定感
も一緒に育むことができますよ。
毎回同じだと飽きてしまうので、課題クリアしたらこのトレーニングは終了です。
また時間をあけて、トライしてみるのはいいでしょう。
思い出すことで、知識を実践的なものにできるので、忘れた頃にやってみるのがおすすめです。
他の課題についても、随時更新していくので、お待ちくださいね。
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