こんにちは!心の音楽教室あーのんです♪
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この記事は、音楽に関わらず「先生」という立場でお仕事をされている方、されてきた方にお伝えしたい内容です。
先生こそボケやすい!
このことについて、一橋大学などで教鞭をとられている神経科医・和田秀樹先生がお話されています。
参考図書:「音楽する」は脳に効く
先生だからこそ気をつけたい脳の老化
なんで先生がボケやすいのかな?
ルーティンが危険
ルーティンワークを続けると前頭葉が刺激されなくなり、萎縮の道を辿ります。
前頭葉が萎縮すると、感情が老化していきます
詳しくはこちら
そのルーティンの罠に陥りやすい職業が「先生」だと、精神科医・和田秀樹先生は述べています。
先生とは、小・中・高校、専門学校、音楽教室、音楽大学教授などなど「先生」と呼ばれる立場の人を指しています。
和田秀樹先生自身も大学で教鞭をとられているので、自戒の念も込めてお話しているとのこと。
先生がボケる理由「権力と客観視」
先生は教室という小さな王国の中で、場合によっては絶対的権力をもつことができます。
大学卒業したての22、23歳でもクラスをもち、自分よりひとまわり以上も上の親から「先生」と敬われることもあります。
人は権力を握ると、他人に対する気遣いをしなくなり、自分の成長が止まってします。
自分のことを客観視できなくなるのです。
ボケ始めのサイン
この前ボク、ピアノの先生に怒られちゃったよ…
あらあら、どうしてかしら。
音を間違えちゃったら「何年ピアノを弾いてるの!?!?」って…
例えばの話。
怒る理由はなんであれ、無意識のうちに自分の気持ちを生徒にぶつけているとしたら、これは前頭葉が萎縮している危険なサイン。
たろうくんの先生は危険な状態にあるということになりますね。
前頭葉の萎縮=ボケのサインは自分でも気づかないうちに忍び寄ってくるのです。
時には厳しい指導が必要になることもあると思います。
大事なのは
生徒に対して愛情をもっている
生徒との信頼関係が成り立っている
です。
信頼関係なしの状態で、強い指導をしても、子どもにとってはただの恐怖でしかありません。
常に必要な自己検証
優しい先生だっていっぱいいるよ!!
この記事を読んでくださっている方は意欲的で向上心もある。だからこの記事に辿り着いてくれたのだと思います。そのような先生は常に頭がフル回転、新しい情報を自ら取りに行っているので、前頭葉は活発に動いています。
しかし、どれだけ素晴らしい先生でも、先生という立場が前頭葉を老化させてしまう可能性があることは、心の隅においておいていただきたいのです。
先生のボケ対策
常に新しいことを見つけて
例えば、一昔前のピアノレッスン。
どの生徒にも同じようにバイエルを使ったり、先生の好みで課題が決まったり…
そんな先生も時々いらっしゃったとか。
これは無意識に。自分の経験した範囲内で生徒を縛り付けているだけなのかもしれません。
つまり前頭葉老化のサイン。ボケの始まりです。
先生も過去の栄光や知識にとらわれず、新しいジャンルを勉強したり、新たな趣味を見つけたりしたいものですね。
生徒と一緒に勉強するのも素敵ですね。
まとめ
先生という立場に立ったこともある私の感想
上記のことは、書籍「音楽する」は脳に効くから精神科医・和田秀樹先生のお話をまとめた内容になります。
この内容を読んで、気をつけよう!と思いつつも自分は大丈夫って思ってしまう自分がいました。
これがいけない考え方、ボケる考え方かもしれません。
自分自身も音楽技術の向上を目指しつながら、音楽教育、大人の音楽レッスンについても日々勉強していきたいと思います。
勉強したことは、ブログでシェアできるようにしていきますね!
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